5本目:オーストラリアを代表するナチュラルワインメイカーの1人、James Erskineのワイン![2017' Jauma Danby Grenache] Mclaren Vale SA
どうもMauve Wine Co.のりょーじです。
今日のワインはタイトルにもある通りオーストラリアを代表するナチュラルワインメイカーの1人、James Erskine(ジェームス・アースキン)のワイナリーJauma(ヤウマ)のDanbyというワインです。このジェームスはとても感じの良い人で前回のシドニー訪問の時は丁寧にワインの話をしてくれました。また、日本にも特別な思いがあることも話してくれて日本の彼のワインを心から応援してくれている人たちに本当に感謝しているという話もしてくれました。
JaumaはSouth Australia(サウス・オーストラリア州)のMclaren Vale(マクラーレン・ベール)のブドウでワインを造っています。マクラーレン・ベールはサウス・オーストラリア州の都市、アデレードから海沿いに40kmくらい南下した所にある有名なワイン産地です。特にしっかりとした厚みのあるシラーズが有名な場所です。
Jaumaはオーストラリアの最優秀ソムリエにも輝いた経歴を持つジェームス・アースキンを中心にアシスタントのMark Warner(マーク・ワーナー)と栽培を担当するFiona Wood(フィオナ・ウッド)を中心としたチームでワイン造りをしています。マークはアシスタントと書きましたがチームには欠かせない存在で彼自身もBorachio(ボラキオ)という名前で素晴らしいナチュラルワインを去年からリリースしています。
そして今日紹介するDanbyはグルナッシュ100%で造られたワインです。ジェームス曰く、グルナッシュは彼にとってとても重要な品種で実際にJaumaのワインはグルナッシュから造られたものが多いです。
Danbyはその重要な品種グルナッシュをマセラシオン・カルボニックで醸造したワインです。(マセラシオン・カルボニックについては以前の記事↓で説明しています。)
1枚目の画像で見えるように明るめの色でジューシーでアロマティックなワインです。完全にナチュラルな造りで亜硫酸塩も一切添加していません。500ダースという少量生産のJaumaの中では比較的多く造られているワインです。世界的に人気のあるワイナリーですのでもちろん日本でも手に入ります。(ただ人気があるということは競争も激しいかもですね。)ちなみに価格はワイナリーのホームページではAU$32となっています。
Jaumaのワインは大好きでセラーにストックしてますのでまた別のワインも紹介したいと思います。なんと10ダースしか生産していないものもありますんで楽しみにしていてくださいね。
それでは今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。明日は2件試飲の約束があって、一つはとても大好きなワイナリーでオススメなのでぜひ紹介したいと思います。他にもたくさんブログに載せてないワインがインスタグラムに載せてあるのでぜひフォローしてみてください。
それではまた読んでくださいね。Mauve Wine Co.のりょーじでした。