４本目：バロッサバレーを代表するナチュラルワインといえばこのワイナリー！[2017` Shobbrook Wines SEE CHANGE By Tommy Ruff] Barossa Valley SA
どうもMauve Wine Co. のりょーじです。
今日はオーストラリアを代表する産地South Australia（サウス・オーストラリア州）のBarossa Valley（バロッサバレー）のワインです。バロッサバレーは前回書いたハンターバレーなんかと比べると近郊の一番大きな都市Adelaide（アデレード）からのアクセスが良く車で１時間くらいで行けちゃいます。その他にも周りはぐるっとワイン産地なんでワイン目的で来るならアデレードはとてもいいと思います。また別の機会に産地のお話なんかもしていきたいな思います。
さて肝心のワインは何かと言うとその有名産地のバロッサバレーの中でもナチュラルワインに関しては特に知名度の高いShobbrook Wines（ショーブルック ワインズ） のSEE CHANGE（シーチェンジ）です。バロッサバレーは特にShiraz（シラーズ）で知られていますがこのワインはMourvedre（ムールヴェードル）100％です。基本シラーズなどとブレンドして使われることが多い品種で、特に"GSM"と呼ばれるGrenache（グルナッシュ）、シラーズ、ムールヴェードルのブレンドはオーストラリアを代表するワインのスタイルとなっています。
このショーブルックのワインはバロッサバレーのSeppeltfield（セッペルトフィールド）という地区の自社畑でオーガニックやビオディナミ（ビオディナミは過去の記事、※まずはこの3つ！ナチュラルワインをさらに楽しむための厳選用語 その2・ビオディナミ - オーストラリアでナチュラルワイン by Mauve Wine Co.でどうぞ。）で栽培されたブドウを使って手造りされています。亜硫酸塩は最低限に抑えられ、無濾過無清澄で瓶詰めされた素晴らしいナチュラルワインです。
では、ワインの特徴に行きます！まず、色合いが結構濃くてパワフルな感じかと思われますがそんなことは無く、開けたばかりの時はとてもフレッシュなベリー系の香りの奥にほのかにスパイスを感じさせる印象です。口に含むとナチュラルワインらしく少しピチピチと泡を感じます。味わいも酸が結構強く、そして、ベリー系の味わいもとても若々しい感じです。しかし、少し時間を置くと段々と柔らかさとまろやかさが出てきてベリーももっとダークで熟した印象に変わり胡椒を思わせるスパイス感も前へと出てきます。それでもずっとタンニンは柔らかくしっかりとした印象に変化しながらも飲みやすくどんどんイケてしまいます。またこのワインは11.7%と赤ワインとしてはだいぶ低アルコールなのでそれもあるかのかもしれません。しかし味わいはそんな低アルコールであることを感じさせないしっかりとしたものも持ち合わせています。
ショーブルックのワインいかがでしたか？他にもシラーズやオレンジワインも造っていてほんとオススメのワイナリーです。ここのワインも日本に入っていますのでぜひ試してもらえたらと思います。ちなみにこのワインはワイナリーのホームページから買うとAU$36でした。
では今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また、次回も読んでくださいね。よろしければ記事へのいいね！やシェアをしていただけたらとても励みになります！ぜひよろしくお願いします。
それではMauve Wine Co.のりょーじでした。
