まずはこの3つ!ナチュラルワインをさらに楽しむための厳選用語 その1 オレンジワイン
どうもMauve Wine Co.のりょーじです。
今日はナチュラルワインを楽しむための用語という事でこれまでのブログに出てきた用語をわかりづらくならないよう、専門的に細かくしないようにシンプルな内容で書きたいと思います。
第一弾ははこの3つ!
[オレンジワイン]
[ビオディナミ]
[マセラシオン・カルボニック]
の内容を3回に分けてお話したいと思います!
オレンジワイン
オレンジワインって何?オレンジを原料に醸造したワイン?オーストラリアのオレンジという産地のワイン?どちらも違います。オレンジワインはオレンジ色のワインの事です(色は他のワインと一緒で濃淡などもありますので全てが完全なオレンジ色ではありませんが)。もちろん掘り下げると色々ありますが、簡単にいうと白ブドウを原料に赤ワインの造り方をしたワインです。つまり白ワインになるはずのブドウなのに赤ワインと同様に果皮や種を果汁と一緒に漬け込んだ状態で発酵させて造られています。
ではここで一度、白ワインと赤ワインのおさらいをします。
例外はありますが基本的に白ワインは果汁のみを発酵させてワインにします。樽を使ったり熟成させたりしなければまぁ白いわけです。うっすら緑とか少し黄色がかったりとか細かく言えばキリがないですがここでは無しにしてください笑。
一方、赤ワインは潰した果実(果汁、果肉、果皮、種などの状態)を一緒に発酵させてから搾って液体と固体に分けてその液体がワインになります。(ワインによりますが搾った後も発酵は続きます)ですから果皮や種などの影響であの鮮やかな赤い色やタンニンなどを持ったワインになるのです。
これらを踏まえてもらうとわかると思いますが、オレンジワインは白ブドウを使いながら果皮や種の影響を受けたワインなのです。でも白ブドウですから赤ワインみたいな色にはならずにオレンジ色になるのです。また、味わいはタンニンも感じますしスパイス感が結構あったりもします。また例外というか赤白のワイン同様に結構品種や産地によってそれぞれ違いがいっぱいあるので色や味わい、香りの特徴はまた1本1本紹介できたらと思います。
ちなみに写真のワインはWestern Australia(ウエスタンオーストラリア州)の2018年ヴィンテージのリースリングですが、こんな色になってます。
だいたいこんな感じなんですがオレンジワイン、どうでしたか?伝わりましたか?簡単にしようと思って書きましたが大丈夫でした?ぜひこれを機会にたくさんの人に飲んでもらえたら嬉しいです。でも少量生産のワイナリーばかりだからあまりたくさんじゃないほうがいいですね笑。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回はビオディナミについて書きますのでまた読んでくださいね。Mauve Wine Co.のりょーじでした。