南オーストラリア編、旅の目的地その8。サマータウン・アリストロジスト(The Summertown Aristologist)、郊外にありながらオーストラリア全土で注目されるナチュラルワインを楽しめるレストラン。
どうもMauve Wine Co.のりょーじです。
今日はアデレードヒルズ(Adelaide Hills)はサマータウン(Summertown)にあるレストランで素晴らしいナチュラルワイン(自然派ワイン)を揃えるお店サマータウン・アリストロジスト(The Summertown Aristologist)を紹介します。
サマータウン・アリストロジストはオーストラリアで1番有名なレストランガイドであるグッドフードガイドで1シェフズハットを獲得しているお店です。(個人的には2ハットくらいあってもいいかと思いますが。)
レストランで食事をすることが好きな人はみんなアデレードに行ったらまずは目指す人気店です。そして営業は金土日のみというあたりがなんともオーストラリアの郊外のお店らしくて僕的には魅かれるポイントです。
そしてこのお店は今回の旅で訪問したワイナリーの1つジ・アザーライトのアレックスも大好きなレストランで彼はお世辞抜きでオーストラリアで1番美味しいと思うと言っていました。
アレックスに言われるまでもなくここで食事をすることは決めていたのですが彼のその言葉でさらに楽しみになったことは間違いありません。
とても雰囲気のいい店内はなんともちょうどいい感じです。小さいお店ですが窮屈な感じもなく、カジュアルだけどもどこかちゃんとしているお店なんです。
そして接客がほんと素晴らしいです。とてもフレンドリーだけど距離感がちょうど良く、さらに知識も豊富なので言うことありません。
立地は交通量は多くないないですがこのエリアのメイン通りであるグリーンヒルロード(Greenhill Road)沿いにあるため見つけるのは簡単だと思います。もちろん郊外ですから路上駐車もたくさんできるのでその辺も困りません。
もちろんワインはナチュラル
ワインのチョイスは地元アデレードヒルズはバスケットレンジの造り手を中心としています。そして輸入ワインも素晴らしいナチュラルが揃っています。
でもせっかくここに来たわけですから地元のワインをオーダーすることをオススメします。
このお店にあるワインの造り手たちはセラードアを持っていない人ばかりなのでワイナリーに行って試飲なんてことはできません。しかしここでしたらグラスでオーダーできるので個人的にはここで飲むことをオススメします。
ちなみにリストにはワインの名前以外は書いてないので詳しく知りたい人は知識が豊富なスタッフに聞いてみるといいと思います。きっと的確に答えてくれるはずです。
今回の僕のチョイスは地元のワインをオススメしているくせにバロッサバレーの造り手、トム・ショーブルック(Tom Shobbrook)のオレンジワインにしました(笑)。
このワインはまだ飲んでなかったのと今回僕はバスケットレンジの造り手のところには直接行く予定だったので...これにしました。
もし、地元の造り手が気になった方は過去の記事で書いていますのでぜひ読んでみてください。リンクはこちら↓↓↓
https://mauvewine.com/the-other-right(ジ・アザーライト)
https://mauvewine.com/jauma-vol1(ヤウマ)
https://mauvewine.com/jauma-vol2(ヤウマ)
https://mauvewine.com/borachio(ボラチオ)
https://mauvewine.com/gentlefolk(ジェントルフォーク)
メニューはシンプル
メニューは画像の通りとてもシンプルです。こちらもワインと同じように週替りのようです。そして説明も写真も無いので詳しく知りたい方はやはり知識豊富なスタッフに聞くことをオススメします。
もちろん料理を運んできてくれる時には詳しく説明してくれますので、僕のように実際見るまで楽しみにしておきたいような人は主食材だけを確認してオーダーするといいと思います。
そして悩みたく無い人やオススメが欲しい方はメニューの1番下にあるように1人$60で対応してくれます。
予想以上にハイクオリティな料理。
最初の料理はパンとバターです。
もちろん手作りのパンと地元のバターです。どちらも正直言ってとても美味しかったです。個人的にはバターが特に素晴らしくたっぷりとパンに乗せていただきました。
1つ言わせてもらうと1人で食べるには少し多かったので半分くらいの量から頼めると良かったです。でも1人で来る人はそんなにいないですよね。
そして次はリークの料理です。
リーク(Leek)はオーストラリアではとても一般的な野菜で日本でいうホロネギです。
こちらはとても細い種類のものを炭火でグリルしたものとイタリアのサラミのような食材ンドゥヤ(Nduja)を合わせてフェッタチーズを乗せたものです。
とてもバランスがよくぺろっと食べてしまいました。
最後はチキンの料理です。
こちらはポーチした皮付きの鶏肉(こちらでは皮を嫌がる人が多いので結構珍しいです)をとても優しい鳥だしのスープと色々な野菜を一緒に頂く料理です。
少食の僕からすると後半にかけてどんどん重くなっていくオーストラリアでよくある料理の順番は結構辛いので、この優しい料理が最後に来たのはとても嬉しかったです。
そして忘れてはいけないのはこれらの料理は肉も野菜も全て地元産のものを使っているところです。そういうところもこのお店が高く評価されているポイントだと思います。
看板は日本人アーティストによる作品。
そして建物の横側の壁にあるお店の名前を合わせたアートは日本人アーティストの作品なんです。
山下亮太さんというワイン樽に彫刻をする作品を中心に創っている方が描いたこのアートはとても素晴らしくそしてとても目を引きます。
山下さんは他にもオーストラリアを代表するナチュラルワインの造り手にもワイン樽に彫った作品を創っていて、彼らの間では結構な有名人です。
山下亮太さんの作品に興味のある方はこちらのリンクからどうぞ→https://www.ryotayamashita.com
まとめ
サマータウン・アリストロジスト、このお店は本当にオススメです。
ナチュラルワインはチョイスも素晴らしく、グラスも8種類から選べます。
料理もクリエイティブなだけではなく最後まで楽しめるクオリティで、材料は地元のものを使うこだわりよう。それなのに値段はシドニーと比べるとかなりリーズナブルです。
ぜひ、アデレードヒルズに行く時は必ず寄ってみてください。絶対に後悔はしないはずです。
週末のみの営業で人気店なので予約をすることをオススメします。予約、お店の詳細はホームページからどうぞ→http://thesummertownaristologist.com/dine.html
初めてレストランの記事を書いてみたのですが、如何でしたか?これからもたまにグルメ情報も上げていきますのでお楽しみに!
それでは今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
過去の記事ではワイナリーを訪ねた時の話や用語説明などをしていますのでぜひ読んでみてください。
もしよければ記事へのいいね!をお願いします。インスタ、ツイッター、FBのフォローもぜひよろしくお願いします。そして沢山の人に読んでいただきたいのでシェア、リツイートは大歓迎です。さらにコメントなんかいただけたらほんと嬉しいです。ぜひよろしくお願いします。
Mauve Wine Co.のりょーじでした。