2本目:ワインインポーターが造る美味いやつ![2017' Les Fruits Gonzo, Vine Vale SA]
どうも、Mauve Wine Co. のりょーじです。
今日はフランスで行われているサーフィンの大会をネット観戦しながらの執筆です。
という事で2本目は2017' Les Fruits Gonzoです。
ワインメイカーはTim Stock(ティム ストック)というオーストラリアのワイン業界の人なら誰でも知ってるくらいのワインインポーターです。
ワイナリーはSouth Australia(サウスオーストラリア州), Adelaide Hills(アデレードヒルズ)のBasket Range(バスケットレンジ)にあります。このエリアは世界中のナチュラルワイン好きから愛されてるワイナリーが集まるオーストラリアのナチュラルワインの聖地のような場所です。これから紹介するワインにもこのエリアで造られてるワインはたくさん出てくると思います。そしてLes FruitsのワインはBarossa ValleyのブドウとワイナリーのあるAdelaide HIllsのブドウから造られています。
ちなみにこのワインはBarossa Valley(バロッサバレー)のVine Vale(ヴァインヴェール)という所のCinsault(サンソー)とGrenache(グルナッシュ)から造られています。
Biodynamic(ビオディナミ)で栽培されたブドウを10日間マセラシオンカルボニックという方法で発酵させ、8ヶ月間フレンチオークの古樽で澱と一緒に熟成させてから無濾過無清澄で瓶詰めされています。(いやー何個か専門用語出ましたねー。ここの太字は次回のブログで説明してみたいと思います。)
特徴は結構濁っていて色は薄めでフレッシュなラズベリーのような香りがあります。飲むと少しプチプチとしていて心地良い酸味のあるベリー系の果実感があり、後味は割と樽と房が与える香りを感じるしっかりとした印象です。飲みやすいけど、軽すぎたり、物足りないと感じさせないワインです。価格はシドニーのナチュラルワイン通販のサイトでAU$32でした。
ちなみにこのワインのラベルデザインは日本人の山下亮太さんです。山下さんは世界中のたくさんのワイナリーやレストランなどで樽に彫刻を彫っていてオーストラリアのナチュラルワインメイカーの間でも有名でかなりかっこいい作品を作られています。やっぱりこっちで日本人の活躍を聞くと嬉しいですね!
そんな山下さんの作品はこちらからどうぞ。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は少し用語の説明をしてみたいと思いますのでぜひ読んでみてください。
Mauve Wine Co.のりょーじでした。